国指定彫刻
更新日:2017年11月30日
木造薬師如来坐像

時代
平安時代
指定年月日
明治34年3月27日
所在地
滋賀県米原市上多良309(真広寺)
説明
均整のとれた一木割矧造りの漆箔像で、左手に薬壷をのせ、結跏趺坐する。
温和な表情からは定朝様式の藤原仏を感じさせ、どっしりとした体躯からは貞観様式を感じさせ、平安時代末期の作とされる。霊仙寺の本尊が、天野川に流され上多良にたどりついたと伝えられる。
見学について
- 拝観については、真広寺(電話番号0749-52-4145)へ問合せください。
- 詳しくは、長浜・米原・奥びわ湖を楽しむ観光情報サイトをご覧ください。
木造伝教大師坐像

時代
鎌倉時代
指定年月日
昭和34年3月27日
所在地
滋賀県米原市朝日1342(観音寺)
説明
最澄の彫刻像としては最古の像で、一木造、像高66.1センチメートルである。頭を頭布ですっぽりつつみ、半眼、納衣に袈裟をかけ、法界定印を結んで端然と礼盤座にすわる。胎内に「貞応三年(1224年)大歳甲申十一月十八丁丑大師造始 大仏師長尾寺住大衆分造」の墨書銘がある。
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