給食センターが行う「食育」について

更新日:2017年11月30日

 幼稚園、小・中学校では栄養教諭・学校栄養職員を中心に「食に関する指導」を実施し、系統立てた指導を実践しています。

 最近、「食育」という言葉をよく聞きますが、「食育」とはどのような取り組みで、なぜ今必要なのでしょうか。

 平成17年に公布された食育基本法では、「生きる上での基本であり、知育・徳育・体育の基礎となるべきもの」と位置付けられています。食育は、単なる料理教育ではなく、食に対する心構えや栄養学、伝統的な食文化、食ができるまでの第一次産業についての総合的な教育のことです。

 豊かな人間性をはぐくみ、生きる力をつけていくために「食」は重要です。「食」に対する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てるための食育を推進することが求められています。

 

 食育はあらゆる世代の国民に必要ですが、子供たちへの食育は、心身の成長や人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものです。子どもたちが未来や国際社会に向かって羽ばたくことができるように、またすべての国民が心身の健康を確保し、生涯にわたって生き生きと暮らすことができるようにすることが大切です。

 日本の食生活においては、栄養の偏り、不規則な食事、肥満や生活習慣病の増加、過度の痩身志向などの問題を抱えています。また、新たな「食」の安全上の問題や、「食」の海外への依存の問題が生じており、「食」に関する情報が社会で氾濫する中にいます。

 私たちは、食生活の改善の面からも、「食」の安全の確保の面からも、自ら「食」のあり方を学ぶことが求められています。豊かな緑と水に恵まれた自然の下で、先人からはぐくまれてきた、地域の多様性と豊かな味覚や文化の香りあふれる日本の「食」が失われる危機にも直面しています。

 これからは、食に関する消費者と生産者との信頼関係を構築し、地域社会の活性化、豊かな食文化の継承および発展、環境と調和のとれた食料の生産および消費の推進、食料自給率の向上に寄与することも重要です。

 給食センターでは、家庭、学校、地域を中心に、「食」に関する考え方を育て、健全な食生活を実現することを目標とし、食育の推進に取り組んでいくことを目指していきたいと思います。

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