国土交通省主催の旅コンテストで米原市の旅が最優秀賞を受賞!
更新日:2017年12月26日
滋賀県米原市の水を活かしたモデルツアーコースが、国土交通省の「“水のめぐみ”水の里の旅コンテスト2017」で最優秀賞を受賞いたしました。
「“水のめぐみ”とふれあう水の里の旅コンテスト」は、「水の里」の観光資源を活用した旅の企画を表彰するものです。
米原市と市民団体マイクリング・プロジェクト、株式会社イー・エージェンシーが共同で開発したツアーコース「びわ湖の素・米原 日本遺産と水源の旅」は、「交通拠点から観光地への二次交通が全国的な課題となっている現状において、自転車の活用でそれを補う点や地元への経済効果を考慮している点など、企画内容に現実性と将来性がある。」と評価され、最優秀賞に選ばれました。

ツアーの概要
伊吹山や霊仙山からはじまる一滴の水が琵琶湖をつくり、多くの人の生活を支えている。そんな上流と下流のつながりを日本遺産とともに体感できるツアーです。
1日目
1日目は、新幹線直結の米原駅サイクルステーションを出発し、琵琶湖の源流をたどるべく、霊仙山が育む1つ目の日本遺産 醒井宿へ。平成の水百選「居醒の清水」、珍しい水中藻「梅花藻」や中山道醒井宿の風情ある街並みに心を癒された後は、琵琶湖の宝石ともいわれるビワマスの昼食。午後は、特別天然記念物 長岡のゲンジボタルが住む天野川を遡り、滋賀県最高峰の伊吹山に向かいます。かつてセメント工場の専用線路として使われた「伊吹せんろみち」から眺める伊吹山のロケーションは最高。姉川の源流にある山村集落で2つ目の日本遺産「東草野の山村景観」を見学し、1日目を終えます。

米原駅サイクルステーション

伊吹せんろみち

日本遺産 東草野の山村景観

日本遺産 醒井宿の梅花藻
2日目

日本遺産 伊吹山西麓地域の三島池
(提供:北びわこふるさと観光公社)
2日目は、琵琶湖の源流から母なる琵琶湖を辿るコース。絶景「五色の滝」と米原のマチュピチュ「曲谷の石切り場跡」へトレッキングした後、清らかな米原の水を使った伊吹そばの昼食。その後は、3つ目の日本遺産「伊吹山西麓地域」の三島池と2.5万年前から変わらない姿を残す山室湿原へ。古代の息吹を感じた後は、一路琵琶湖へ向かい、水の生活文化である自噴井戸「かなぼう」、琵琶湖のほとりにある米原の夫婦岩「烏帽子岩」などを巡り、ゴールの米原サイクルステーションに向かいます。

今後のツアー実施予定
最優秀賞に輝いたツアープランは、2018年に実施を予定しています。
実施日時:2018年4月15日(日曜日)
詳しくはマイクリング・プロジェクト フェイスブックをご覧ください。
また、8月、10月にもツアーの実施を予定しています。
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