災害時における避難所での新型コロナウイルス感染症対策について
更新日:2020年05月20日
災害時の避難については、密集した空間での集団生活などにより、新型コロナウイルスやインフルエンザをはじめとする感染症のリスクが高まる危険性があります。
災害時に避難する場合は、3つの密(密閉、密集、密接)を避け、少しでも感染リスクを軽減するための対策を行うことが大切です。
本市においても、広域避難所での感染症対策を講じる予定ですが、『自らの命は自ら守る』意識を持ち、各自の災害時の対応や行動を想定しておくとともに、万一の災害に備えて準備をしておきましょう。
自分にとって適切な避難行動を決めておきましょう。
『避難』とは『難』を『避』けることです。感染回避は大切ですが、まずは、躊躇なく『自らの命を守る行動を』
- 新型コロナウイルス等の感染リスクを避けることを考えた時に、土砂災害、洪水・浸水害に対して自宅が安全な場合は、2階に垂直避難するなど屋内退避(屋内安全確保)が安全な避難行動につながることも考えられます。
- 自宅が土砂災害や洪水・浸水害のリスクが高い場所にある場合は、広域避難所への避難のほか、安全な親戚・知人宅や自治会避難所などに避難することも検討しておきましょう。
※総合防災マップ(ハザードマップ)を活用し、自宅や地域の災害リスクを確認しましょう。
知っておくべき5つのポイント(内閣府・消防庁) (PDFファイル: 748.3KB)
避難所での感染症対策を徹底しましょう。
避難所へ多数の避難者が1つの空間に集まります。一人ひとりが感染症対策の徹底を心がけることが必要です。
1 マスクの着用、手洗い等の基本的な感染症対策の徹底
- マスクの着用やこまめな手洗いなど、基本的な感染症対策をみなさんで実践しましょう。
- マスク、体温計、アルコール消毒液、ビニール袋など、あらかじめ準備している非常持ち出し品に加えておきましょう。
- 体調チェックをこまめに行い、発熱やせきなどの症状のある方は、早めに申し出ましょう。
2 十分な換気の実施、スペースの確保等
- 避難所では、十分な換気に努めましょう。
- 3つの密(密閉、密集、密接)を避けるとともに、避難者が十分なスペースが確保できるように努めましょう。
3 避難所の衛生環境の確保
- 物品等は定期的に、また目に見える汚れがある場合には、家庭用洗剤を用いて清掃するなど、避難所の衛生環境をできる限り整えましょう。
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