イヌワシ子育て応援プロジェクト

更新日:2023年08月04日

趣旨・目的 ー見守り・監視でイヌワシを守ろうー

このプロジェクトは、イヌワシやその生息環境を身近な存在として感じ取ってもらい、イヌワシの現状や自然環境について考えるきっかけとしていただくこと、および、撮影マナーの向上や撮影ルールを守る監視役とすることを目的に、イヌワシを警戒させないように設置された「無人リモートカメラ」により、イヌワシの子育てのようすを見守ろうとするものです。
近年、一部の悪質なカメラマンが巣に近づきすぎて親鳥が巣に戻れなくなったり、鹿の死体を持ち込んで餌付けが行われたり等、違法行為やマナー違反によりイヌワシの生育環境が脅かされています。「無人リモートカメラ」の設置により、巣の周辺を監視できることや多くの人が見ていることで「見守り効果」が発揮され、撮影マナーの向上や違法行為から守る監視役として機能することを期待しています。
また、イヌワシの生息する自然環境は、開発により悪化の一途をたどっており、その生息数は激減しています。このプロジェクトでは、生態系の頂点に立つイヌワシにとって、市民によって保たれてきた豊かな森林、農地、水環境からなる米原市の環境が、非常に貴重なものであることを併せて発信していきます。

「伊吹山のイヌワシ子育てライブ配信」映像について

令和5年春から実施してきた米原市役所3階での配信は、現在は終了しています。

  • ライブ配信実施主体:株式会社イーグレット・オフィス(滋賀県米原市下板並)

今回のプロジェクトについては、試験的な取組でもありましたが、非常に多くの方に見守っていただきました。
みなさまからの反響も大きく、賛否それぞれ貴重なご意見をいただきました。
今後、ライブ配信の効果検証や、伊吹山の野生動物が生存する自然環境保全のための取組を進めてまいります。

イヌワシの特徴・生態

  • 名称・分類:ニホンイヌワシ(タカ目タカ科)
  • 大きさ:全長81センチメートルから89センチメートル、翼開長168センチメートルから213センチメートル
  • 行動:つがいごとに非常に広い行動圏(平均60平方キロメートル、最大約250平方キロメートル)を持ち、ノウサギ等を主な食料とする
  • 繁殖:1月から3月に産卵、抱卵期間は40日から45日程度、巣内育雛期間70日から94日程度

法令による保護の情報

  • イヌワシ(タカ目タカ科ニホンイヌワシ)は、日本における生息数が約500羽程度と推定される絶滅危惧IB類(EN)であり、国の天然記念物(文化財保護法)、希少鳥獣(鳥獣保護法)に指定されており、傷つけることは固く禁止されています。
  • 国定公園特別地域では、自然公園法により、野生動物(鳥類または哺乳類)に餌を与えること、その他の野生動物の生態に影響を及ぼす行為(著しく接近したり、つきまとうこと)は固く禁止されています。
  • 国が「イヌワシ保護増殖事業計画」に基づき、生息状況モニタリング、繁殖地における環境の把握と維持・改善等を推進しています。

ライブ配信以外のプロジェクト内容について

  • 今後、伊吹山テレビなどにおいて、イヌワシやその生息環境に関する番組を特集したり、定期的な情報の発信を行います。
  • 啓発看板設置等イヌワシやその生息環境の保全のために必要な措置を講じます。
  • プロジェクト継続のために必要なクラウドファンディングの実施等を検討します。
この記事に関するお問合せ先

本庁舎 市民部 自治環境課(環境保全)

電話:0749-53-5112
ファックス:0749-53-5138

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