高齢者の肺炎球菌感染症予防接種について

更新日:2024年04月08日

肺炎球菌と予防接種(23価肺炎球菌ワクチン)について

肺炎球菌はおもに気道の分泌物に含まれる細菌で、唾液などを通じて飛沫感染し、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。特に肺炎は日本人の死亡原因の上位に位置付けられ、高齢者が肺炎で死亡する確率は高くなっています。
一般的な肺炎は、肺炎球菌が原因であることが一番多いといわれており、その肺炎球菌には90種以上の型があります。23価肺炎球菌ワクチンは、そのうち23種の型に対して効果があります。
この予防接種はB類疾病の予防接種です。(B類疾病とは、個人の発病および重症化の予防、集団でのまん延を予防することを目的とするものです。)
接種を希望される人は、予防効果や副反応などについて、十分に理解した上で、医師と相談し接種をお願いします。

実施期間

令和6年4月1日(月曜日)から令和7年3月31日(月曜日)まで

  • 実施日は医療機関にお問合せください。
  • 休日・年末は、医療機関が休診される場合がありますので、事前にご確認ください。

定期接種対象者

令和6年度の定期接種対象者

令和6年度の定期接種の対象者は、以下の1または2に該当する人です。
ただし、これまでに「23価肺炎球菌ワクチン」を接種したことがある人は、定期接種の対象とはなりません。

  1. 65歳(65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日まで)
  2. 接種日において60歳以上65歳未満で、以下に該当する方
    心臓・腎臓もしくは呼吸器の機能障がいで身体障害者手帳1級程度の人、またはヒト免疫不全ウイルスにより同程度の状態にある人

予防接種を受けるには

接種場所

  • 米原市内、長浜市内の医療機関以外にも接種可能な医療機関がありますので、健康づくり課までお問合せください。
  • 予防接種を受ける人は、事前に指定医療機関への予約が必要です。

接種方法

  1. 直接、指定医療機関にご予約ください。
  2. 対象年度内に1回接種してください。

接種費用

  • 指定医療機関で自己負担金2,600円をお支払いください。(接種費用8,476円のうち5,876円を公費負担します。市への申請手続きは必要ありません。)
  • 対象者のうち生活保護世帯に属する方については、接種費用を全額助成します。全額助成の手続きには、事前申請が必要です。

自己負担金の全額助成について

全額助成対象者

接種対象者のうち、生活保護世帯に属する方は事前申請により、自己負担金を全額助成します。

助成券交付申請手続きについて

  1. 指定医療機関に予約してください。
  2. 健康づくり課または各庁舎窓口もしくは各行政サービスセンターで助成券交付申請手続きを行なってください。
  3. 対象者に「助成券」を交付しますので、接種の際、指定医療機関へ提出してください。(自己負担金が無料になります。)
助成申請期限

令和7年3月31日(月曜日)まで

申請の際にお持ちいただきたい物

印鑑

この記事に関するお問合せ先

本庁舎 くらし支援部 健康づくり課

電話:0749-53-5125
ファックス:0749-53-5128

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