米原市特産品紹介

更新日:2018年09月25日

米原市内の特産品をご紹介します。

伊吹そば(伊吹在来種)

伊吹そばの写真

米原市の伊吹山麓は1,000年を超えるそばの産地です。
伊吹のそばは、中国から修行僧がそばを持ち帰り、栽培したと伝えられており、米原市の伊吹の地から東へ広がったといわれています。そばは古くから救荒作物として栽培されたといわれていますが、伊吹のそばは江戸時代には、彦根藩から幕府に献上され、薬味として用いられる伊吹大根とともに世に名を馳せたという歴史があります。

伊吹大根

伊吹大根の写真

独特の辛味が特徴の伊吹大根は、地元では「けっからし大根」「峠大根」と呼ばれ、保存すると辛味が抜けていくため、漬物で利用されていたそうです。伊吹大根の歴史は古く、本朝文選の十巻には、当時よりお墨付きの名物とされていたことがうかがえる一文が記載されています。

平核無(ひらたねなし)柿

平核無(ひらたねなし)柿の写真

米原市では、果樹組合により「平核無柿」が生産されており、滋賀県でも有数の産地です。「平核無柿」は渋柿で、収穫直後は食べることができませんが、渋抜きをするととても甘くておいしい柿に変身します。また、「樹上脱渋」で渋抜きする平種無柿『霊峰』のブランド化にも取り組んでいます。

近江真綿

蚕の繭の選別作業の写真

近江真綿は江戸時代中期以降、諸大名が養蚕を奨励したこともあり延享年間、住民が東北地方から木綿布の漂白技術を習得して帰り、さらに信濃地方より真綿作り習い、工夫と苦心の末、これを広めたといわれ、250年の歴史をもっています。その真綿で作るふとんは、「手引き」とよばれる作業を千回近く繰り返して作ります。この気の遠くなるような作業から、最高の風合いが生まれます。

現在、米原市の多和田や岩脇で生産されています。

あまんぼう

あまんぼうの写真

「伝統の干し柿を後世に伝えよう」と、米原市日光寺地区で特産品の干し柿「あまんぼう」作りが続けられています。1995年に設立した有志グループ「サン・ワークス」が活動の中心となっており、作業ともなると公民館に地元の人たちも約30人集まり、約1万個の柿の皮むき作業に精を出します。「あまんぼう作りを通して老若男女がひとつになれ、地域の大きなきずなとなります。あまんぼうは、日当たりが良く、冷たく乾燥した風が吹く土地柄を利用した特産物で、明治初期ごろから作られはじめ、京阪神方面や東京にも出荷されていたといいます。あまんぼう復活をまちづくり活動につなげようと地域ぐるみでの取り組みがスタートしています。

赤かぶ

赤かぶの写真

従来より米原市の農家が自家播種により大切に守り続けてきた赤かぶは、伝統野菜として親しまれ、現在に受け継がれています。昔からの特徴をそのままに、歴史のある赤かぶらです。かぶの中身・茎・ともに赤く、漬物にすると色鮮やかに染まり、歯ごたえが楽しめます。甘酢に漬け込むとサラダ感覚で食べられます。できるだけ、農薬の散布回数を減らし、連作の回避・もみがら堆肥の投入・米ぬか葉面散布による害虫防除を取り入れ、環境に配慮して栽培しています。

金太郎まくわ

金太郎まくわの写真

金太郎まくわは、独特の芳香と爽やかな甘味、さくさくとした食感が特徴的なウリ科の果実で、市内の農家が特産品にしようと10年以上前から栽培されてきました。まくわと欧州系メロンの交配種であるプリンスメロンなどに押されて生産量は減りましたが、近年、その懐かしい素朴な味と、果皮の黄色の鮮やかさが見直されてきています。まくわはお盆のお供え物として重宝されており、その時期を中心とした市場出荷と直売所での販売が行われています。収穫時期になると、地域の直売所はまくわによって黄色く彩られ、直売所を鮮やかに演出し、観光客に好評を博しています。

みょうが

みょうがの写真

標高550メートルの甲津原地区は夏でも涼しく、暑さに弱いミョウガの栽培に適しています。土壌の水はけも良く、根腐れの心配もなく、化学肥料や除草剤を使わず、ミョウガを育ててきました。自然の力を生かした工夫もあり、畑の周辺に生えているススキなどの雑草を集め、畑に敷き詰めています。食用にするつぼみの部分は、日光に当たると色が悪くなり味も落ちてしまうので、直射日光を避けています。こうして、ふっくらと実の詰まった、色鮮やかな甲津原のミョウガは作られています。

切花

アスターの切り花の写真

小菊やアスター、トルコギキョウといった切花のほかに、伊吹山でおなじみのアスチルベ(シモツケソウ)やワレモコウ、リンドウといった地域のイメージの強い、おもしろい切花も直売所にならびます。このあたりの気候は伊吹山や霊山の自然の恵みを受け、花色は色鮮やかに品質も良くなります。四季折々の切花をお楽しみください。

もぐさ

もぐさの写真

伊吹山麓の蓬を原料とするお灸「もぐさ」は今も「伊吹もぐさ」として全国に名を馳せ、もぐさ商も健在です。もぐさは蓬の葉の裏にある産毛のようなベージュの毛を集めたものですが、製造過程で粉末状になる葉の部分も優れた効能を持っています。

薬草入浴剤

薬草の入浴剤の写真

今から400年余年程以前、織田信長はポルトガルの宣教師に命じ、伊吹山に薬草園を造らせたといわれています。事実、伊吹山にはヨーロッパ原産の「キバナノレンリソウ」「イブキノエンドウ」が自生し、薬草の宝庫として知られています。薬草湯は、由緒あるこの土地に伝わった山の恵みです。

伊吹牛乳

伊吹牛乳の写真

伊吹牛乳は薬草の宝庫伊吹山の山麓をはじめ、滋賀県産の新鮮な牛乳を使用し、安全、安心、新鮮をモットーに生産しています。搾りたての生乳を成分無調整で殺菌した昔ながらの天然牛乳です。脂肪率が3.6と高いので、ほのかな甘みとまろやかなコクが評判です。また、新鮮な伊吹牛乳をたっぷりと使った手作りアイスやジェラートも人気があります。

  • お問合せ 有限会社ミルクファーム伊吹
  • 住所 米原市伊吹80
  • 電話番号 0749-58-0049

伊吹ハム

伊吹ハムの写真

素材の選び方、安全性、大量生産では出せない味づくり。これらを原点に、店主が作り上げた「伊吹ハム」。新鮮であるのはもちろん、ハムの原料として適したものだけを厳選して使用しています。山椒を練りこんだ「山椒ソーセージ」が人気です。

  • お問合せ 有限会社伊吹ハム
  • 住所 米原市上野86-3
  • 電話番号 0749-58-1120
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